耳鳴り(大きく分けると、自覚的耳鳴と他覚的耳鳴に分類することができるでしょう)と頭痛を同時に感じた場合、その症状は病気からきているかもしれません。
耳鳴りと頭痛を起こす病気は、以下の通りです。
・高血圧
・顎関節症
・耳性帯状疱疹
・三叉神経痛
・耳管狭窄症
・おたふくかぜ
高血圧になると血液の流れが悪くなり、耳鳴りが起こる場合もあるでしょう。
同時に、血管が急激に拡張されてしまうため、頭痛(誰でも一度くらいは経験するものですが、その原因は様々で時には深刻な病気の症状であることもあります)も伴いるようです。
乱れた生活習慣をしている方はなりやすいので、注意しないといけません。
顎関節症は、あご関節への負担、および、ストレスなどによって、口が開きにくくなる病気です。
この病気になると、耳鳴りや頭痛の他に、あごを動かす時に「ガクッ」という音がします。
もし、このような症状を感じるのであれば、歯科医に相談してください。
耳性帯状疱疹とは、帯状疱疹ウイルスが耳の神経系に感染する病気(早期発見、早期治療が完治のためには必要不可欠でしょう)のことで、耳鳴りや頭痛以外に、顔面神経麻痺、めまいなども現われます。
耳管狭窄症は耳管が閉じる病気のことで、気圧の変化などが原因です。
また、おたふくかぜにかかると、耳鳴り以外に、頭痛や高熱、嘔吐といった症状が現われるみたいですね。